カクテルを通して人・土地・カルチャーをつなぐ「SPIRIT OF NOZAWA」

野沢温泉村で開催された「SPIRIT OF NOZAWA」。

狸tanuki barの開かれた空気感のもと、野沢温泉蒸留所アンバサダーWAKAと国内外のトップバーテンダーが日替わりでカウンターに立ち、個性と技術が交差する一夜限りの体験を振り返る。


SPIRIT OF NOZAWAとは?

2025年夏に初開催されたスペシャルゲストシフトイベント「SPIRIT OF NOZAWA(スピリット・オブ・ノザワ)」。都市とローカル、プロフェッショナルと旅人が交差する特別な空間が生まれ、多くの来場者を惹きつけました。

そしてこの冬、夏の体験をさらに深化させるべく、ゲストバーテンダーのラインナップや表現の幅を広げて第2回を開催。

国内外の第一線で活躍するバーテンダーがゲストとして参加し、それぞれのバックグラウンドや哲学を反映したオリジナルカクテルを提供しました。

野沢温泉村のバーシーン、そしてクラフトスピリッツの魅力を、カクテルを通して立体的に発信するイベントです。

 

蒸留所のアンバサダーWAKAの発案から始まったSPIRIT OF NOZAWA

バーテンダーの「ゲストシフト」による今回の取り組みは、野沢温泉蒸留所のアンバサダーWAKAの発案です。

3年前、初めて野沢温泉村を訪れたWAKAは、この土地の自然、空気、人の温かさ、そして蒸留所の可能性に強く惹かれました。

野沢温泉村を、自分の周りの人たちにも知ってほしい。」との想いから、野沢温泉のスピリットを、カクテルを通じて届ける構想が生まれました。

ゲストシフトという仕組みは、バーテンダーが自身のバーを離れ、別の土地でカウンターに立ち、その場限りの表現を行う文化のこと。

バーテンダー業界において国内外で広く行われており、ごく自然なものです。

さらに、今回のゲストバーテンダーは、野沢温泉蒸留所のジンを日頃から取り扱い、野沢温泉蒸留所や野沢温泉村への理解と共感を持つメンバーで構成されました。

このように、国内外で活躍するゲストバーテンダーが野沢温泉でシフトを行うという試みは、単なるイベント企画ではなく、土地とカルチャーをつなぐ新たな挑戦ともいえます。

 

冬の野沢だからこそ生まれる体験

冬の野沢温泉は、ローカルと観光客、シーズンワーカーなど多様なバックグラウンドを持つ人々が行き交います。

そのため、誰もが自然に参加できる開かれた内容であることが重要でした。

WAKAが特に意識したのが“空間体験”です。

「今回のゲストシフトという仕組みは、私たちバーテンダーが単純にカクテルを提供する場ではなく、自然な会話や交流が生まれるインタラクティブな空間であることを意識しました。お客様が野沢温泉にいながら、まるでゲストバーテンダーの本拠地のバーを訪れたかのように感じられる体験を提供できるかがポイントでした」

当日のメニューは、バーテンダーが野沢温泉や冬の長野県を意識したカクテルを準備してくれました。

このように普段にはないカクテル表現に触れることは、一夜限りの特別な体験となります。

 

野沢温泉で生まれた、特別な一夜

狸tanuki barが主催し、野沢温泉蒸留所の協賛で開催された今回のSPIRIT OF NOZAWA。

バーの現場と蒸留所のクラフトスピリッツが交わることで、この場所ならではの特別な時間が生まれました。


国内外で活躍するバーテンダーによる一夜限りのカクテルは、野沢温泉の自然や冬の空気感を映し出すような表現となり、訪れた人々に新しい味わいとの出会いを届けました。

カクテルをきっかけに会話が弾み、人と人が自然につながる温かな空間が広がりました。

WAKAは、「カウンターの向こうとこちらという関係を越えて、ひとつの空間を共につくる感覚。その空気感まで含めてSPIRIT OF NOZAWAです」と表現します。

野沢温泉の水や自然、文化から生まれたスピリッツをカクテルとして体現し、共有する時間。

それは、多くの人の心に残る体験となりました。